存在ごとと消されました

1/6
前へ
/199ページ
次へ

存在ごとと消されました

ミーンミンミンミン…… 蝉の鳴き声が響く中。 神崎 佑月(かんざき ゆづき)高校3年生。 「ジングールーベージングールベーすーずーがー鳴る~♪」 俺はスキップしながらジングルベルを歌って歩道を歩いていた。 ニャーン 「お、猫だ」 すると一匹の黒猫が俺の目の前に現れた。 「にゃんにゃーんこっちおいでー」 しゃがんでカモォーンのポーズをとっていると ニャー 「え、あ、おい!そっちは…」 道路っと言葉を続ける前に俺の体はとっさに動いていた。 ドンッ 強い衝撃とともに俺の意識は反転した。 ニャーーン 意識が朦朧とする中、黒猫は金色の瞳で俺を見つめていた 無事で良かっーーー………… スヤァ(。-ω-)zzz
/199ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1036人が本棚に入れています
本棚に追加