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【駄文】聖雷伝より一コマ
「我が君」
甘く、幸せそうに囁かれる名前に動揺する。
それは体の芯が……いや、もっと深い心の奥底から甘く痺れてくすぐったくて、むずむずと落ち着かない気分にさせる。
これを全面的に受け入れるにはまだ、大切な存在を知ったばかりのフシャルには難しかった。
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今書いている「聖雷伝」から一場面。
これを本編で書くかどうかは未定。使うかもしれないし、使わないかもしれない。
でも、ここはそんな物を置く場所だからいいと思う。
いつもなら妄想の中でポイ捨てしているだろうシーンを、とりとめもなく置く場所。ただ屑籠に入れるのは惜しくて、なんとなく積み上げている。
ようは、未読の積み本みたいな。いつ読むかも未定だけれど、なんとなく惜しいから置いておくみたいな。そんな感じです。
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