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今更
疫病を抑えるという日本妖怪
【アマビエ】
江戸末期に肥後(九州地方)に出現
アマビエは江戸時代末期の弘化3年(1846年)、肥後国(熊本県)に出現した怪異として、当時の新聞である瓦版にその姿が収められている。
この瓦版によると、何やら海に夜ごと光るものがあり、役人が調査に赴くと、奇妙な妖怪が姿を現した。
妖怪は、
「私は海中に住む『アマビエ』である」
と名乗り、
「もし疫病が流行るようなことがあれば、私を描いた絵を人々に見せよ」
と告げて、再び海の中に消えたという。
この瓦版には、その役人が見たという「アマビエ」が描かれているのだが――。これがなんとも不思議な姿だ。しいて言えば人魚に近いが、くちばしが生えており、目はひし形、ただし黒目はくりっと丸い。また、足というべきか尾びれというべきか、は3つに分かれ、さらに長い髪のようなものが足元まで伸びている。描き手の画風もあってか、妖怪というより「ゆるキャラ」めいた雰囲気だ。
著者(といえる程、大層な人間ではないけども...)
が、このアマビエを知るキッカケに至ったのは
かの妖怪博士の称号を拝された水木しげる氏の
代表作アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第5期に登場したアマビエでした。
しかもそのアニメは実に20年も前のアニメ汗
アマビエの伝承が伝えられるようになった江戸末期からという実に250年?近く長い年月を得てこうも持て囃されるに至った稀有な妖怪。
感慨深いものがありますね。
※アマビエを今更取り上げる事についてのご意見は受けつけてません笑
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