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生徒会室シリーズ
生徒会を題材にした、短編連作のコメディです。
基本的に一話完結で、一話ごとに異なる視点で書いています。
連載作品ではありませんが、第一話から話が繋がっているので、順番に読むことをお勧めします。
現在、第六話まで掲載しています。
第一話『生徒会室でスマホを拾う』(投稿:2020/03/15)
第二話『生徒会室のあの子に会いたい』(投稿:2020/04/13)
第三話『生徒会室の緊急会議』(投稿:2020/04/27)
第四話『生徒会室では言えないこと』(投稿:2020/05/17)
第五話『生徒会室の秘めごと』(投稿:2020/05/24)
第六話『生徒会室で夏休みを懸けて』(投稿:2021/09/15)
連載作品である『桜吹雪の後に』とは違い、どんな風に終わるかといったようなプロットもなく、面白そうなネタを思い付いたら書いています。
ただ、生徒会メンバーたちを書き切ったと思ったら終わるかもしれないので、その際は通知にて報告します。今のところ、その予定はありませんが。
第一話の『生徒会室でスマホを拾う』は、初投稿の作品でもあります。
第二話の『生徒会室のあの子に会いたい』以降は、恋愛要素もチラホラと入れています。
最初の『生徒会室でスマホを拾う』は元々単発の短編でした。
妄想コンテスト「写真」に応募するために即興で作ったコントで、本来ならそれだけで終わるはずでした。
しかし、同じく妄想コンテストの「それからの日々」のネタを考えていたところ、ふと根室の秘密(?)を絡めた話を思いついたことで、続編『生徒会室のあの子に会いたい』を執筆しました。
そのノリで「しばらく妄コンのネタ、これでよくね?」と思い立ち、短編連作としたことで『生徒会室シリーズ』となったわけです。
三作目以降も、こんな感じでコンテストに応募しました。
生徒会室の緊急会議(お金がない)
生徒会室では言えないこと(花言葉)
生徒会室の秘めごと(思い切って売ったもの/買ったもの)
いずれも落選していますが、それ以上に短編連作という初の試みに挑戦できたので、私にとってはむしろプラスです。
コンテストがなかったら『生徒会室シリーズ』は生まれていなかったので、エブリスタさんに出会えて本当に良かった!
そして、シリーズものにしたことで大きな変化がありました。
気が付けば、生まれた背景や過去を考えるほどに、生徒会メンバーに愛着が沸いていたのです。
元々ノリで書いていて楽しかったメンツというのもあるのですが、次第に「柴山はこうかな」「会長はどうだろう」などと掘り下げるようになり、気が付けば恋愛要素まで入れていました。
今までもいろいろ書いてきましたが、元々が短編のキャラクターたちにここまで愛着が沸くのは多分初めてです。
短編でもキャラクターは重視するのですが、やっぱり書いている時間を重ねれば重ねるほど、共感していくものなのかもしれません。
ただ、元々単発の短編だったこともあって、上記にもありますが、きちんとした話の流れが頭の中にあるわけではありません。
というわけで、これからどう展開していこうかと頭を悩ませています(笑)
でも、これが思いのほか楽しい。
空振りしたり振り回されたりして女の子にドキドキする男の子の心情を書きながら「微笑ましいなぁ……!」と、我が子の恋の行方を見守る親の気持ちみたいになってたりします。
『生徒会室シリーズ』
https://estar.jp/series/11771620
<影響を受けた作品>
『遠井さんシリーズ』(ジェル)
YouTubeの乙ゲー風動画……と思いきやガッツリめのコメディです。
乙女ゲーのような顔ぶりなのに、馬鹿馬鹿しい掛け合いと濃いキャラクターで全部笑いに変わってしまって台無し……だがそれが良い(笑)
特に、キャラが全然固まっていなかった一作目を書く時には、非常に参考になりました。
ちなみに、遠井さんシリーズはかの「すとろべりーぷりんす」ともコラボしていて、更にイケメン率がアップしています。
そしてカオス度も更に突き抜けています。
ただのイケメンに興味ないor飽きた人は是非観てみて下さい。
『薬屋のひとりごと』(日向夏)
元々は「小説家になろう」に掲載されていた作品で、現在は書籍化もされています。
主人公の薬屋の塩対応と毒舌な突っ込み(主に内心で)が面白い一方で、主人公自身もかなりの変人なのがミソ。変な子だけど、サバサバしてて自分の好きなことに夢中になれるところに憧れます。
こちらは主に、薬屋の言動がメインヒロインの柴山を書く時に参考になりました。
『かぐや様は告らせたい』(赤坂アカ)
生徒会室シリーズにしようと決めた際に、生徒会もののコメディということで参考にしようと思った作品です。
謎の駆け引きや馬鹿馬鹿しい会話で笑えますが、後々の話に繋がるように伏線を張っていたり、結構(心理的に)くる話があったりと、ただのコメディでは終わりません。キャラクターの掘り下げもしっかりとされていて、人間ドラマとしても楽しめます。
最初はただのコントだった生徒会室シリーズも、少しずつ生徒会メンバーの心理描写を入れるようになったのは、この作品の影響が大きいです。
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