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わたしは高校三年生で妹の舞夏は高校一年生。駅まで一緒に行き逆方向の電車に乗る。
「お姉ちゃ~ん、今日も学校頑張ろうね」
舞夏はキラキラ輝く笑顔を浮かべ手を振った。
「うん、頑張ろうね」
わたしも舞夏に手を振り学校へ向かう電車に乗る。これがいつもの毎日の始まりだ。
両親が離婚をしてわたしと舞夏にお父さんはいないけれどけして不幸ではない。どちらかというと幸せなのかもしれない。だけど、何かが足らなくて。
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