朝!

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朝!

「おは………😲」 と、ムンクの「叫び」の様な 視覚からの顔面パンチを食らった様な そんな顔を見せたのは…… 桜霞だった。 彼は先の紹介にあった人のひとり。 万能何でも屋、桜霞だ。 名前のごとく何でも屋だ。 しかも、なんでも出来る。 ややこしいが、何でも屋で何でも出来るのだ。 いわゆる無自覚の才人。 「あ、俺なんかまたやっちゃいました?」 的な人ではなく、 自分のことは自分でやる様な リアリストだ。 「ブッッッッ」 笑いを必死にこらえ、 口に手を当て、片方はお腹を押さえながら その場に崩れ落ちる。 「大丈夫かな、桜霞くん。」 心配そうに独占は桜霞の方に屈みこむ。 その姿がより桜霞の笑いを誘う。 「し、死ぬw」 そのまま桜霞は動かなくなった。 いや、正確には肩が小刻みに震えている。 数分後。 やっと笑いがおさまった桜霞は スッと立ち上がり、 「せんさん、こっち向いて。」 と言って そちらを向いた独占をスマホで撮影した。 「おっと、何をしているのかな桜霞くん。 顔に出ているよ<これはいい情報を手にいれたな>ってね。そうだろう。このファッションは最先端だからね。ドヤ」 「せんさん……そのファッションはどうかと思うよ。」 必死に、笑いをこらえて、桜霞は言う。 「ああ、もう………よし。せんさん。服を買いに行こう。今日は暇だし。せんさんはそういうところポンコツなんだなw」 服を買いに行くことになった。 いや、流石にその格好では行かない……よな?
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