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幼馴染みとモフ耳
ー待ち合わせの相手
八十亀 迅(ヤトガメ ジン) との付き合いは小学1年の時に同じクラスになってからである。
小学1年生になって日の浅いある日の放課。
後ろの黒板とロッカーの上に並んだ水槽をなんとはなく眺めていたら、誰かが離れて自分と同じようにロッカー上の粘土で出来た生き物ってテーマの不細工な作品達を眺めていたのが
八十亀 迅(ヤトガメ ジン) だった。
2・3話したんじゃなかったかな。
話の内容も忘れるくらいの会話だった。
そんな事が何度かあって、いつの間にか友達の和の中に八十亀 迅(ヤトガメ ジン) が居るのが当たり前になったんだと思う。
口数は少ないけど、1番気が合ってる友達。
その内、お互いの家を行き来する間柄になったりして何かにつけ自分が行動する時に欠かせない相棒になった。
そんなこんなで、中学上がった今でも付き合いのある幼馴染みだ。
ハ十亀の家は商店街の中に食堂をかまえていて、その2階が自宅だった。
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