最期の海に咲く花

Prologue

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
◇作品に関する注意事項
①本作に登場する感染症対策、処置の内容については医療者の監修を受けているものではありません。また、作中に登場する『会いたい病』および『悪性腫瘍』は、架空の病気として描写しています。くれぐれもフィクションということをご承知おきください。Covid-19やがんを含めた実在する疾病の情報は厚生労働省ガイドラインや医師などの専門家の意見を参考にしてください。

②『会いたい病』の症状の中に、『身体の一部の欠損』および『モノや自然と人間の皮膚の融合』があります。２章～３章にかけてはグロテスク描写が内容の多くを占めますので、R15指定タグを付けました。病気の症状というよりかは精神的な描写を重きにおいていますが、お気を付けください。

③主人公や登場人物の中で女性同士の友情を超えた感情描写があります。また、後半の登場人物の中で男性同士のカップルが登場します。百合、BL、ヘテロ何でも来い！という方に読んでいただくことをおすすめいたします。

④百合作品と銘打ちながらも、主人公の父親や医師をはじめとして男性が多く登場します。いわゆる『百合に挟まる男』は登場しませんが、女性だけが存在する世界観がお好きな方はご注意ください。

⑤5月7日　追記　作者が親族を亡くした際に発覚したことがあります。
作中で（故人の遺体が入った）棺の中に貴金属類を入れるシーンがありますが、実際は火葬後の収骨に影響があるため、近年のルールでは禁止されているようです。
重要な描写であるため、特に内容の変更は行いませんが、ご注意ください。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝