リモート七夕

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リモート七夕

 牛乳を流したような天の川を挟んだ牽牛(けんぎゅう)彦星(ひこぼし)宇宙(そら)を見上げていた。深い紺色の中に金や銀の星屑たちが今にも降ってきそうだった。七月七日の宇宙(そら)は吸い込まれそうなくらいに澄んでいた。
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