あとがき

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あとがき

この短い作品を、最後まで読んでくださって嬉しいです。 ありがとうございます。 少しでも初夏の心地良さを感じていただけたら、と願ってます。 この作品の舞台は実在します。でも、具体的な場所は……秘密ということで。北海道であることだけお伝えします。 書いてあることは、私が経験したことです。家と畑、そして幹線道路に通じる細い道以外は木々に囲まれていて、本当に小さな楽園のようでした。 草の青い香り、水が岩にぶつかって立てる心を落ちつける音。街の中より森や水の傍が好きなのは、間違いなくこの経験があったからでしょう。 私にとって、本当にあの場所は生まれ育ってなくても故郷ですね。 野菜の花が可愛いと知ったのも、ここでの経験からです。 ラジオが好きなのは、祖父というより親からの影響です。親も、自分の親から影響を受けたんだろうな、と思いますから、間接的に伝わったなと感じてます。
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