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「バカな人間だ、悪魔に頼み事をするなんてな…ま、願いは一つだけだ。代償はもらうぞ?」
言い淀む娘を気にする事なく、悪魔は愉しげに考えを巡らせている。
「そうだな、どうせお前に生気を与えてやるんだからな……」
悪魔は娘のすぐ目の前にいる。
そしてにやりと笑うとすぐさま真顔になり、何でもないことのように娘の顎に手をやると素早く娘と自分の唇を重ねた。
「っ…!!」
娘は気づいたようにハッとすると、顔を赤くして口に手を当てる。
「なんだ、まだキスだけだ。倒れそうな様子なのを今くらいは動けるようにしてやっただけ。キスくらい何も気にすることは無いだろう」
「そ、そんな……」
そう言い、恥ずかしそうに下を向く娘。
「…そうか、お前……」
悪魔はさらに唇を歪めて笑うと、何も出来ずにいる娘を抱きあげて屋敷の中に入っていく。
「!?」
「なんだ?誰かに見られたかったのか?お前のあられも無い姿を…」
悪魔は冷たく笑いながら娘を寝室のベッドにやり、覆い被さった。
「な、何をするんですか…??」
「代償だ。好き物でもない限り、無理矢理は嫌がるものだろう?キスくらいであの反応なんだからな……」
悪魔は娘の両手を強く押さえつけて服を鷲掴みにすると、着ていた服はボロボロと崩れ落ちる。
「い、痛…!え……」
そして露わになった肌に見せ付けるように何度も口づけると、娘は顔を赤くして叫んだ。
「やっ…恥ずかしいです…!何を…!?」
「…痛め付ければもっと泣くか…?」
悪魔は冷たい目で見下ろし、娘の肌に歯を立てる。
「痛い…!痛いです…嫌っ…!」
悪魔は叫ぶ娘に構わずそのまま肌に噛みつき、舌を這わせながら娘の下を弄った。
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