【出勤日だった、月曜日】

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白月  大空音(シラツキソラネ) 「お昼は… みやびが帰ってきたらで良いよっ 社長は、何て言ってたの?」 電話口 皇城 雅(キミシロミヤビ) 『はい、特に何も 言っておりませんでしたが… ひどく驚いたような 顔をしておりましたよ。 鳩が豆鉄砲を食ったような顔です…』 あ、やっぱり…驚くよね… 白月  大空音(シラツキソラネ) 「うん…無理もないわね。」 電話口 皇城 雅(キミシロミヤビ) 「フフッ…続きは帰ったら お話しします、今から車を運転しますので 電話には出られなくなりますが 帰ったら、抱き締めてさしあげますので… 大人しく、お待ちくださいね。」 ワタシは電話口だったけど 頷いて、電話が切れる。 白月  大空音(シラツキソラネ) 「みやび、ありがとう…」 ワタシは海側に向けられた 白いモコモコソファーに座って 彼が帰ってくるまで 海を眺めることにした。
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