【出勤日だった、月曜日】

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それからどれだけ、経ったか うとうとしていたら… 扉が開いて、はっと顔をあげて振り向く。 皇城 雅(キミシロミヤビ) 「お待たせいたしました、お姫様…」 白月  大空音(シラツキソラネ) 「みやび!」 ワタシはすぐにソファーから 立ち上がってみやびに駆け寄った! 皇城 雅(キミシロミヤビ) 「フフッ…はい、良い子ですね…」 駆け寄ってる間に腕を広げていたみやび。 ワタシはその腕の中に飛び込んだっ 白月  大空音(シラツキソラネ) 「あ、あの…ありがとうっ」 抱き締められて、もぞもぞしながら ワタシはみやびを見上げる。 皇城 雅(キミシロミヤビ) 「とんでもございません… 愛する貴女のためですから。」 ワタシは彼の胸部に顔を埋めて 目を閉じ心音を聞く… 白月  大空音(シラツキソラネ) 「綺麗な音…」 彼の右手で頭を撫でられ 左手に腰を抱かれて… ワタシは彼の背中に腕を回す。
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