【二人きりの映画鑑賞会】

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白月  大空音(シラツキソラネ) 「ありがとうっ」 うふふ、楽しみだなぁ♪ 皇城 雅(キミシロミヤビ) 「少々、お待ちくださいませ。」 彼はさっそく、伊勢海老の調理を始める。 白月  大空音(シラツキソラネ) 「…♪」 漁船が浮かぶ夜の海 灯台の光が遠くに見えるわ。 それから、ぼーっと灯台の光を 見つめてたら良い香りがしてきて 厨房に視線を向ける。 そしたら、彼は真っ二つになった 伊勢海老をバターで炒めてるところだった! 皇城 雅(キミシロミヤビ) 「ふむ…なかなか、良い出来だ…」 ワタシは口にたまった唾液を呑み込み 体が勝手に動いて立ち上がり 気づいたら彼のそばに立っていた… 白月  大空音(シラツキソラネ) 「ご、ごくり…」 みやびはこちらに視線を 向けてきて目を細めて… ワタシは彼を見つめる。
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