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「例えば、エスカレーターでキスをする人たち… コンビニ前でバカでかい声で花す少年少女たち…… 極めつけなのが、水曜日の２２時に、歌を歌う隣のギター少年だ！！ 」
「挙げればきりがなくなってしまうが、そろそろ切り替えることに使用―― そんな私でも楽しみにしていることがひとつだけある」
「それは、この小さな小窓から見える公園での男女のあいびきを観察して、あれこれと頭の中で、考えを巡らせること…
事実、本当のカップルなのかは本人たちに確かめたことがないので、知らないので、私自身の虚言であり、ただの妄想でしかない…… 手をつないで歩いてくるところを見るとそれに近しい関係性であるとは思うので、大まかには外れてはいないとは思う」
「ブランコ、ジャングルジム、滑り台と、小さな木々に囲まれてひっそりとたたずんでいるベンチにその２人は座る。 歩いている時には、目を凝らしてみないとベンチは見つからないので、２人にとっては、好都合なのだろうなと私はそう思う」
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