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というわけで今は、そろそろこのグズグズとした関係に同終止符を打って次のステップへ進むための作戦会議中。 「言っとくけど、僕はこの関係切るつもりはないよ。26だからMRとしても最後の年だし、彼も僕を必要としてる」 「ねぇゆうちゃん、ゆうちゃんがMRなことと、彼がゆうちゃんを必要としてることに関係はないよね?どうしてそこがつながっちゃってるの?」 チーママのエリちゃんが真剣に話してくれているのはわかる。だけどそこは一番突かれたくないところです。 「……共依存、だと思う。僕、よく彼から言われるの。「お前がMRやめても、俺は見捨てないよ」って」 うわーって、そこに居たみんなが引いた声を出した。いつの間にか、僕らの話題はバー中の話題になっていた。 「それっておかしいでしょ、明らかに。ゆうちゃんやめときな。それは自尊心低いゆうちゃんを依存症にさせるために、彼はそう言ってるのよ」 「でも、僕は必要とされてる」 「あのねぇ……大きく傷つく前に気づきなさい!ゆうちゃんの根本の原因は彼じゃなくて、ゆうちゃん自身が自分に自信無いことよ」 ママがはっきりと言い放った。 こんなに真剣に言われると……。 「……もう終わりにしよっかな」 ハイボールの氷は溶けて、薄まったアルコールの中にちっちゃく浮かんでいた。
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