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後書き
初めまして、作者の十和井ろほと申します。
この度は当作品こと「朽ちし桜と舞う巫女に、春よ呪詛の嘔を詠め」を御閲読くださり誠に有難うございます。
この作品は「Siniglesia*Yomuerte(シニグレシア・ヨムエルテ)」シリーズ、通称「しによめシリーズ」の本編一章にあたる作品となっており、ここまでお読みいただいた方にはご理解いただけると思うのですが、実際にはまだまだ続きがございます。
ただ、オムニバスという形式をとりたいという気持ちがあること、そしてこの話の初出が一次創作イベントのCOMITIA128、COMITIA132extraで同人誌として発刊したことを理由に、ひとまず「精霊界編」の区切りとして完結という形を取らせていただきました。
(エブリスタの投稿形式的に、章と幕の区切りが難しいというのもまた理由だったりはするのですが……)
今後続きをどのような形で発表していくかは定かではないのですが、もしもこの「しによめ」世界の行く先をもう少しだけ見てみたいと思ってくださいましたら、この先もまったりとお付き合いいただけますと幸いです。
なお、現在公開、完結しております「絶対服従幸福論」は、この話より半年くらい後の話を想定して執筆した番外編となっております(できたのは番外編の方が先なのですが……)。
レイと琅果も出てきますので、もし「気になる!」と思ってくださる方、いらっしゃいましたらそちらも是非お読みいただければと……!
最後になりましたが、この作品にここまでお付き合いくださった全ての方に心より感謝の意を申し上げます。本当に本当に有難うございます。
「誰にも読んでもらえないかもしれない」という不安が多々ある中で、本棚に入れてくださる方、スターを送ってくださる方、そして閲覧してくださる方の存在はとても励みになりました。
まだまだ至らない点もございますが、この先も細々と活動を続けていく所存です。またご縁がありましたら、その時は是非この「しによめ」世界を楽しんでいってください。
それでは、ここまで目を通してくださり誠に有難うございました。
十和井ろほ
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