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サクッサクッ
私はリオンとリアーナの後ろに続いて
歩いている
周りは1面雪
…さすが冬ノ国だな
子供がいっぱいいる
皆雪だるまや かまくらを作って
楽しそうに遊んでいる
男の子「あ!リオン!誰??」
雪だるまを作っていた男の子が
こちらに気がつき
雪だるまの手になるであろう
木の棒を振ってこっちに来た
リオンくんと同い年だろうか?
リオン「フレイさんって言うんだ!迷子みたいだから国王様のところに連れていくんだー」
男の子「…?迷子?この国に?」
男の子は首を傾げた
男の子「んー…そっかー!フレイさんも大変だなー!俺はベル!よろしくー!転ばないよーになー!」
ベルくんはこっちを見てニコッと笑った
「ありがとう。気をつけるね!」
リオン「あの塔に国王様がいるんだ!もうすぐ着くよ!」
リオンが指した方を見ると
大きな白い塔が立っていた
そしてよく見ると空には
氷のようなものが覆い被さっていた
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