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つぶやきにも書きましたが、
今日、小雨の中、東京国立博物館の特別展「きもの」を観てきました。
コロナ禍の中、行くのをどうしようかと悩みましたが、この先いつまた見られるか分からないので、オンラインで日時指定のチケットを購入。色々対策されてましたが、それでもそれなりに混んでいて、通常開催だったらもっと混んでいたのだろうと思うと、逆にゆっくりと見れたので良かったのではないかと。
もちろんお目当ては信長所用の陣羽織 黒鳥毛揚羽蝶模様。
拙作の中の陣羽織ももちろんこの博物館所蔵の物をモデルとしています。
鳥の羽はまだ瑞々しく、白い羽で形造られている揚羽蝶は目がくりくりとして愛嬌すらある可愛いお顔をしていて、400年以上前の物とは思えず、大切に保管されてきたのがよく分かりました。
襟元はフリルのようになっていて、信長なりの美意識と和洋折衷をどう着こなしていたのか興味が尽きませんでした。
秀吉の陣羽織や家康の胴服の展示はもちろん、平安時代から現代に至るまでのきものの編さんや流行、技法などが時代によって変わる所が面白い展示会でした。
事前予約制ではありますが、会期は8/23までなので、機会があれば是非ご覧になってみてください。
写真は買ってきたポストカードとクリアファイルです。
館内の写真撮影は禁止でした。
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