約束の場所

2/2
前へ
/2ページ
次へ
深夜2時。 冬の空気は凍てつくほどに寒い。 「一緒に星を見に行こう」 その約束を果たすことは出来なかったけれど。 見上げれば満天の星空。 賑やかな冬のダイヤモンドが夜空に煌めく。 この星空の輝きのどこかに、君もいるのだろうか。 (ずっと見守っているよ) 見上げるそばで、柔らかな君の声が聞こえた気がした。
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加