絶望的鉢合せ

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*** 「しら、かみっ、」 名前を、呼ぶ。 「白上っ、しらか、み、」 舌を、唇を、這わせて。 その指先は、卑猥な水音を立てながら優しく、ねっとりと、秘部を弄ぶ。 「どこにも、いくな、頼むから、」 逃がすまいと、胸を掴んで、その先端を焦らすようになぞって。 「白上っ、・・・・・やだ? 俺にこんなことされるの、やだ? なぁ、言って、 白上、 アッ、あ、」 こんなこと確認しながら、私に覆い被さって、自分の意思ではもうカラダを止められないのか、腰を振り続ける笹尾。 「白上、しら、かっ、・・・」 私の胸を掴む手に、力が入った。 「・・・・・・・っ、」 4回目の白濁の欲を私の背中にぶちまける。 嫌、かって? 嫌なわけ、ない。最高。 笹尾が、余裕なく縋るように私を抱く。 息を乱して、顔を歪めて、獣みたいに腰を振って、私の名前を呼ぶ。 最高よ、笹尾。 「ねぇ、せんせ、」 汗で額髪を乱して、私は笹尾の方を振り返った。 「詩、って呼んで。 ねえ、まだ我慢してるんじゃ無いの? 私、何しても引かないよ? だから、」 もっとエグく犯してよ。 笹尾の頬を撫でて、私は舌なめずりをした。 私が頬に触れた瞬間、笹尾の体がピクッと震える。 「せんせ?」 さあ、 さあ、さあ、さあ。 「・・・・詩っ、」 そのまま、2人でもどこまでもドロドロに溶け堕ちた。
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