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 シンは子竜たちと契約屋へ入る。  契約屋の前に契約者(リーディング)を説明しなければならない。  契約者とは人間、精霊、ドラゴン、ハーフと呼ばれる種族と契約して、操るもののことを言う。  さらに精神力を使って、種族を召喚することが出来る。  契約屋はその種族と契約を結べる場所なのだ。  ちなみにどんなスキルなのかは契約するまでわからない。  種族ドラゴンをどれにするか迷っていると、ルビーが一匹のハーフに近付いて行った。  種族は精霊とドラゴンの子竜(ハーフ)だ。  シンはルビーとの会話を静かに聞いていた。  しかし 「貴様。」と男性の声が。 「貴様。邪魔だ。」と再度同じ声。 「何だ。今、取り込み中だが。」 とシン。 「その竜は私のだ。譲れ。」と男性。  しかし、ルビーが威嚇している。  例の子竜を守ろうとしているのだ。 「断る。その子竜は俺がもらう。ルビーも渡したくないと言っている。」 とシン。
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