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 なにかをずっと求め続けている  無意識に吸い込む酸素と同じように  不可視の存在に手を伸ばす  それは触れる事ができない  盃中(はいちゅう)蛇影(じゃえい)に意識を飲まれ  生温い肌に触れる度に吐き気を抱く  考えるだけでも吐き気がした  けれど求めているのは、それに似ている  
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