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「ん、そこ……ああ、ええわ………」
タカくんがユイちゃんの上に乗ってる。
タカくんに乗られたユイちゃんは、いつもだったら怒りそうなのに、すごく嬉しそう。
なんだか不思議
うつぶせのユイちゃんは、全然嫌そうじゃない。むしろ、すごく気持ち良さそうにしてる。
「んん~、そこ、もっと……」
でも、そんなにユイちゃんが喜ぶんだったらあたしも協力してあげようかな。
タカくんは眉をしかめて苦しそうだし。
あたしだってちゃんと役に立つんだもんね。
そう思って、あたしもユイちゃんの上に足を乗せた。
「あっ!ちょっと、どこ触ってんねん!」
「え!?なに?」
「『なに?』や、あれへん!今、お尻触ったやろ!」
「え?何言ってんの。ユイちゃんの肩を揉んでて両手塞がってるから無理でしょ」
「あんたやなかったら一体誰なんよ…て」
「「あ、」」
同時に振り返った二人があたしを見て止まった。
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