頑張り過ぎに癒しをどうぞ。

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「やった! じゃ、呑もう! 千鶴さん」  一気に喜びを爆発させた各務くんは、二人分のビールを取り出しにキッチンへと行ってしまう。その背中を眺めやりながら、ふと思う。  ――いっそ、一緒に住んじゃえば毎日会えるよね。  鏡の中のくたびれた私が少し嬉しそうに微笑んだ。  よし。  彼の誕生日までにキレイになって、もっと一緒に居たいって言ってみよう。
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