願いの星

　ここは人が生きることが出来る地球ではないどこかの星。仮の名前があり皆この星の事を「エース」とよんでいる。ここエースでは、星は日々どこかで誕生している。
　不思議なことにこの世界では人々の願いが集まると、どこかで星が誕生する。願っている人が少ないと小さい星になり、反対に多くの人々が願うと大きい星になる。人々の願いが叶うとその星はその場所に留まる。
しかし、人々が諦めると星は散り散りになり３センチメートルぐらいの大きさのガラス玉になり、願った人々のもとにかえるらしい。私はまだ経験したことないが、ガラス玉が戻ってきた人の話によると「空からなにか落ちてきたと思ったら真下にガラス玉が落ちていた。」と言っていた。きっとその人は夢を忘れるか、諦めるかしてしまったのだろう。
　ある人から聞いた話、地球には星が落ちてくる流れ星とよばれる星があるそうだ。その流れ星が流れている間に３回願い事を言うとその願いが叶うらしい。なんてロマンチックなのだろうか。是非とも地球で流れ星を見てみたいものだ。