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職員室に行って、話をする。
「君が間中俊夫君か。私は教師の渡辺だ。よろしく」
「よろしくお願いします」
「早速だが、校長室に行こう」
渡辺先生に連れられて、校長室へ。
「校長、転校生をお連れしました」
「入ってください」
「失礼します」
「君が間中くんか。校長の清水です。よろしく」
「よろしくお願いします」
校長はキレイな女性だった。胸は普通だが。
「君にこの学校のことを話さないといけないね。この学校がもともと女子高だったのは知ってるね?」
「はい」
「去年共学になったんだが、その理由は知っている?」
「いいえ」
「女子高では、学校にいる間に恋愛をすることが出来ない。そこで共学にしてみたんだが、敷居が高いみたいで、なかなか入学する男子がいない。そんなとき、君の母校から君が転校する話を聞いて、打診してみたんだ」
「自分以外に男子はいるんですか?」
「いるが、来年卒業だ。こんなにふくよかな女子がいるのに、なにもしなかった珍しい男子だ。この学校は手を出しても咎めることはない。命に関わること以外はね。エッチするのも自由だ。妊娠しない程度に」
「それはそうですよね?」
「君は1年じゃなく2年からのスタートで良いのかな? 聞くところでは成績は最悪みたいだが?」
「お任せします」
「ふむ。1年の途中からにしよう。教室を案内するよ」
校長に案内される。
「それでしたら、私が」
「渡辺先生も来てください」
「はい」
「君の教室は1年C組だ」
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