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外見は呼称まで変えてしまうのか。なるほど。
しかし、この容貌……初めて見た気がしないのは何故だろう…。
「あっ!織姫様の推しキャラ!!」
思わず鏡の中の自分と同意してしまった。
何てゲームだったっけ ?えーと…。
「『マジック・ジュエリー~恋する宝石王子たち~』のバハル・トウパーズ!」
再び自分と息が合う。
織姫様はこの自分の姿を見て、何と言うだろうか…。
それ以前に、受け入れてくれるのだろうか。猫として出逢った頃のように…。
俺は息を整え、クローゼットを後にした。
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