第一章

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 外見は呼称まで変えてしまうのか。なるほど。  しかし、この容貌……初めて見た気がしないのは何故だろう…。  「あっ!織姫様の推しキャラ!!」  思わず鏡の中の自分と同意してしまった。  何てゲームだったっけ ?えーと…。 「『マジック・ジュエリー~恋する宝石王子たち~』のバハル・トウパーズ!」  再び自分と息が合う。  織姫様はこの自分の姿を見て、何と言うだろうか…。 それ以前に、受け入れてくれるのだろうか。猫として出逢った頃のように…。  俺は息を整え、クローゼットを後にした。
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