ジュリアン坊やパパになる

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メリーに対して、悪意を含んだ様々のゴシップが地球規模で、インターネットを含む多くのメディアを賑わせた。 そんな中で新首相のメリー訪問が騒動に火をつけた。 噂の真偽を確かめようと一国の首相が少女のオシッコ像を訪問したのである。 「目視ではあるが、噂は事実のようである」 発表された首相の談話に対し、いや、首相はメリーの下腹に手を当てたと騒ぎ立てるメディアもあり、対して、目をこらしての長い目視こそ首相のいやらしい本性を暴露したと伝えるメディアもあった。 少女像のお腹がふくらんだというゴシップに一国の首相が肯定的な談話を出したというので、その実態を見ようと、ジュリアンとメリーの像は、内外の観光客に評判の上にも評判を生んだ。 マスコミにゴシップ種を提供して、世界に話題を振りまいて数週間後、メリーの像の前に更なる事態が発生した。 メリーが腰を落として用をたしている目の前に鉄の柵が張られ、何人も彼女の居る場所え勝手に出入り出来ぬようにしてしまったのである。 この国の政府は、これ以上のスキャンダルの発生を恐れて、通称「小便小僧」と「小便少女」、この二人の仲を裂くのに鉄柵をもってしたのである。
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