15人が本棚に入れています
本棚に追加
星の降る街
そんな彼と付き合ってから、彼のことを知った。
今思えば私と何もかも同じだったのかも知れない。
彼は妹を病気で亡くし。星降祭をしばらく祝わなかったのだ。
そんな時に、ヤケになって大酒を飲んでいると、彼はふと神を信じてみようと思ったのだ。
その次の日の星降祭で彼は星拾いを人一倍していた。
それからクリスマスの日。
彼の妹がとっくに廃病院と化した病院から退院するという。なんとも不思議な出来事が起きたのだそうだ。
最初のコメントを投稿しよう!