余計なひと言

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「ご、ごめん亜矢、まさか泣くなんて、傷つけるつもりはなくて…」  は?傷つける?私が泣いた理由わかってないの?本当にこの人、鈍感なのか天然なのか…  呆れた私は2人の最強の味方を引き入れ、悪い顔で会議を始める。 「ねー、どうする?一葉、彩花。パパこんなん言ってますけど」 「ねー、きずつけるとか、わかってないよねー」 「ねー、あきれたおとこですねー、あははー!」  決議した私たち最強連合はありったけの笑顔で、3人声を揃えてビシィっと夫を指さし、言ってやった。 「そういうのが、余計なひと言なんですよっ!あはははー!」
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