夕綴り

7/23

突然ですが……と書き始めて、いつも突然では？ と自問自答をしてしまいました。
そうですね、人生とはいつも突然の連続──などという説教臭い話ではなく。

昨日は丸一日、発熱でダウンしていました。とはいえ前もって言いますと、感染症ではありません。
原因は予防接種の筋肉注射です。それもちょっと特殊なもので、つい昨年になってやっと認可された種類のもの。
歪んだ捉え方をしてしまえば病院にとっての実績、兼、実験体とも言えますが。
この予防接種がうまく働いてくれれば、日頃の身体のケアが大分楽になるというものです。

まぁそれはさておき、かなりの発熱の感覚を久しぶりに味わいました。インフルエンザ以来だけど、それ以上の体温に達しましたね。自己最高新記録。
その体温、39.0℃。流石に二度見しました。
最初は寒気もしていたので暖かくして、手足が暖まって汗をかいてきたら解熱剤を服用。発汗中はハイポトニック飲料で脱水予防。これでなんとか一晩で36.9℃まで低下しました。

こういった状況の時、不謹慎にも楽しんでいます。その時にしか味わえないことを。
例えば、発熱状態の時にいつもと同じ水温の湯船に入ると、ぬるく感じました。きっと体温が高くなっていたから、水温との温度差が少ないからなんだろうなー、とか。
冷房も何もかけていない寝室にいても、最初はそれでも肌寒いくらいでしたが、次第に冷房をかけないとやっていけないくらいの発汗。
同じ室温なのに、反応が違う！ ということは今は、解熱剤チャンス！ ……と一人で盛り上がっていました。

とはいえ、高熱の頭痛や節々の痛みはあまり何度も経験したくないものですね。
健康が何よりです。