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そして現在(2020年9月14日)。
おかあちゃんは病院のベッドの上にいます。
遂に明日、胆石の手術です!
もうね、20年ぶりの上げ膳据え膳です。ご飯が多少不味くても、何もしなくて良い幸せを噛み締めてます。
心配なのはシュリだけ。うちにシュリが来てから、おかあちゃんとシュリは一晩とて離れた事が無いんです。
それが今回、5泊6日の入院です。
シュリが寂しくて不安で、どうにかなっちゃうかもと思うと、本当に心配。
Sが居ると言っても夜だけです。甘えん坊大王のシュリが、それで満足するかは甚だ不安。
入院して半日、既にシュリが心配でならないおかあちゃん。もしかすると離れられないのはシュリの方じゃなくて、おかあちゃんなのかも…
手術が終わったら、早く帰りたいって駄々こねてみようかしら。
傍迷惑なアラフィフでも許してくれるかしら?
あー、早くシュリの匂いをフンフンしたい。
なんて呑気な事を言ってるんですがね。今日、病院に入るまでまたもや色々あったわけですよ。
実家の父母にしてみれば、
「胆石? 穴開けるだけだしな。まっ、先生に任せとけば大丈夫だ」
って、お気楽なんですがね。義理の父母はそうはいかない。
手術って言っても、至って平常運行なおかあちゃん。今朝もしっかりSのお弁当を作り、シュリの散歩を済ませ、Sを学校まで送り届け、序でにタクシーを呼んで一人で入院手続きですよ。
そんなおかあちゃんなんですけど、昨夜姑に呼ばれ母屋に行くと、何故だか
「ちゃんと帰って来いよ。儂らの面倒みてもらわにゃならんからの」
と、励ましやら何やら分からん言葉を掛けられ
内心、
「嫌じゃ~!」
と叫びつつも、蓄膿症の手術の時に遺言紛いの事をしでかした姑を思い出し、プッと小さく吹き出したおかあちゃん。
まあ、じいさんもじいさんなら、ばあさんもばあさんで、この義理両親兎も角心配性で肝っ玉が小さい。
義理母にも数日前から散々、心配だの、怖くはないのか等言われてて絶賛辟易中だったわけですよ。
怖いだの、心配だのはするだけ無駄。
だっていくら考えても、思っても、自分じゃどうにもならない事だもん。
それならどうにか出来る人にお任せして、あとはまな板の上の鯉です。
いや鯉じゃないぞ。そんなに小さくない。ぞうアザラシくらいにしとこうかしら。
てな事で、明日。おかあちゃんはお腹に4つ。
穴をプッツリ開けてきます!!
今日の夕食
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