ぼやきたくなる時もある

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ご報告 術後二日目です。 手術はなんの問題もなく無事に終わりましたよ。 でね、おかあちゃん心に染みる出来事がありました。 当日は朝9時には手術室に入りましてね。 何しろ初めての生手術室ですよ。もう興味津々です。 で、部屋を見渡して思ったのが、意外に殺風景。腹腔鏡手術なので大掛かりな機材が必要無いからなのか、部屋がただたんに広いからなのかわからないんですけど、ガランとした印象。 手術室専任の看護師さんに腕を引かれて手術台に上がります。 そこで、驚いた。手術台が温かいんですよ。 「わぁ、温かいんだ!」 思わず声に出ちゃいました。 「ふふ、温めておきましたよ~。手術室、結構寒いので」 看護師さんの心遣いにホッコリです。って、そんなものなのかな? そして台の上に寝転んで、そうまな板の上のぞうアザラシになったんですけどね。 心電図やら何やらを次々に着けられてる内に、おかあちゃんともあろうものが少し緊張してきましてね。 そこでですよ! 腕を引かれて案内してくれた看護師さん。 おかあちゃんの左手をキュッとその温かい手で握ってくれたんです。 何なんでしょうね。あの感覚。 今まで他人と手を繋ぐなんて酷く苦手と言うか、無理だったんですけどね。 温もりと柔らかさに体に入った力がフニャリと抜けたんですよ。 ああ、人の温もりってものすごい癒し何だって身に染みました。 アラフィフになって人の温もりの尊さを本当に理解したのかもしれません。 遅いのか? でも今回の手術で知れた事に感謝です。 そしてタイムリーに応援して下さった、Nunoさん、狼歩さん、有難うございました。 心強かったよぉ~! 此方にも最大級の感謝です。 勿論、手術に携わって下さった方々、病棟の方々にも感謝!! 医療従事者の方々の温かさに、改めて感謝です!!
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