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2月末、単身赴任中の旦那から泣きの電話です。
「スゲー調子悪いから病院行って来る」
それから数時間。
「心臓だって」
「はぁ? 心臓って何?」
「脈が早くなる、何とかってやつ」
「何とかって… 先生に説明してもらったのよね?」
相変わらず頼りない奴である。
「あー、紙に書いてもらった」
それを早く読め!!
以前からお付き合い下さいます皆様にはお分かりでしょうが、おかあちゃんの旦那はかなり残念な奴です。
その残念具合は今も健在。いや、拍車がかかってます。
3歩歩いたら前の事を忘れちゃうニワトリのようです。
その寂しくなった髪で鶏冠でも作りやがれです。
兎も角、心臓と言っても命に関わる病じゃ無かったので、話は一旦落ち着いたんですがね。
今思えば、此が始まりだったんですよ。
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