暁俊夫が死んだ!

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「…じゃあ、どうして暁くんが死ぬことになったのか教えてくれるかな?」 机を2つ残して物が取り払われた木造の教室の中で、僕は老けた黒縁メガネの警察官と向かい合って座っていた。 事情聴取という名目での犯人探しだ。 「……はい」 僕はごくりと生唾を飲み込み、口を開いた。
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