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決別 Part2
この女性は今の幸一兄さんのパートナー
齋藤・アスカ・ラインハルド
年は大体16歳
日本語は勿論だが英語とドイツ語が喋れる
アスカはどうやら美緒姉さん達の代わりとしてここまで来てくれたらしい。
アスカ「君、ごめんね。まさか龍兄以外いるとは思わなくて...」
圭「全く龍さんだったら襲わなかったって言い分だな」
雛「でもお兄ちゃんを押さえ付けちゃうなんてお姉ちゃんすご〜い」
龍「それでアスカ武器は?」
俺がそう言うとアスカは武器を出してくれた
龍「Px4とMP5PDW、ナイフと工作工具か...まぁこれだけ有れば十分だな」
アスカ「龍兄の武器は?」
龍「俺のは...」
アスカ「ガバメントにG36C、フェザーライト、アミーナイフとマチェット...龍兄こそ持ち過ぎじゃない」
龍「そうか?普通さ」
アスカ「あんた達(龍以外)の武器は?」
俺とアスカは武器をしまった
友梨→圭→雛→3娘の順で武器を出していった。
アスカ「友梨姉は、M70とM3ショーティーとM9A1とナイフね...お姉ちゃんはスカウトなんだね。」
友梨は武器をしまう
アスカ「圭兄は、ヘビーウージーと縦二連装ショットガンとM9のポリスか〜」
圭も武器をしまう
アスカ「雛ちゃんは...M700とM9スモールと小型ナイフ...何、M9って流行っているの?」
龍「流行っている訳ではなくて大学生以下はM9となっていただけさ」
アスカ「あ...そうなのでも日本にこんなにM9ってあったのね」
龍「元々モデルガンを改造して作って大量に用意していた人がいたらしくて、更に俺が手を加えて実銃にしたのさ、あのコミュニティに入った最初の仕事だったなー」
アスカ「あのコミュニティ?」
龍「ほら、あのフェンスの向こうの...」
アスカ「でもあそこって元々龍兄の避難所だった所だったよね?乗っ取りって奴じゃん」
友梨「だから龍は団長達の事を空き巣風情って言ったのね、あそこが元々龍の所有地だったから」
龍「ここの地主だと言う事を伏せてあえて内部調査してみたら、団長はコミュニティの事をなんも考えていないだけで実権は副団長が握っていた。だが副団長はコミュニティの運営だけでコミュニティ内部でも不信感が漂っていたんだ。仕事をしない浮浪者は施設内を徘徊しているか亜由達の様な子達をいじめて楽しんでいるかだったり...俺は...俺はいつか彼らがいつか指導してくれると思っていたが予想は外れた。もう...我慢出来なくて亜由達と一緒に離脱したのさ。」
アスカ「流石強制収容所は伊達ではなかったのね」
龍「強制収容所と周りから言われていたのか?
」
アスカ「そう言う噂が絶えなくてね。あのコミュニティに連れて行かれると戻って来なくなるとか、昼夜問わず子供の悲鳴が聞こえたとか昼夜問わずおっさんの不気味な声が聴こえて来るとかね。怪しい噂が様々存在するよ」
龍「そんな悪名高いコミュニティになっていたとは...離脱して正解だったな」
アスカ「それで龍兄はなんでここに屯っているの?まだ何か忘れ物でも?」
龍「まだあの中に救える命がいる」
アスカ「え?何言ってるの?私は美緒姉の代わりにきたって言ったじゃん」
龍「そうじゃない、まだあの中に俺の武器があるんだ」
アスカ「また今度にしましょう、まずここよりも良い所に拠点を作らないとこの子達が持たないわよ」
龍「...そうだな、亜由達に友梨とアスカ田中兄妹...今のうちに移動するか」
アスカ「さぁ、善は急げよ、ちびっこ達は圭兄と友梨姉と雛ちゃんで抱っこかおんぶするとして...そういえば聞いてい無かったけど、何処か宛があるの?」
龍「ああ、幸兄が日本で住んでいた高級マンションに移動するつもりさ、彼処はこういう時になった時の人口知能アイズが居たはずだ」
アスカ「確かにあそこなら大丈夫ね」
俺たちは夜中、幸一兄さんが住んでいたスーパー近くの高級マンションへと移動した。
■齋藤・アスカ・ラインハルド(女性/16歳)
元々「アスカ・ラインハルド」だったが、幸一が引き取った際に「齋藤」の名字を加え今の名前になっている。
日本語は勿論だが英語とドイツ語が喋れる
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