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無愛想なひと
私は沢城寧々。
28歳
毎日働きすぎて、女子力低下してるけど
ごく普通の女子だと思う。
「あ、寧々先生!おはよーーー!」
元気に笑顔で走って向かってくる天使・・・
うん、天使!
「裕也くん、おはよう♪
裕也君のお母さん、おはようございます。
毎日お仕事大変ですね…
お仕事気を付けて行ってきてください!
お迎えお待ちしてます。
じゃ、いこっか裕也君」
送りに来た保護者に挨拶し、園児を抱きかかえ部屋に入っていく・・
そう
私は保育園で働く保育士なんです。
保育園は少ないって言われている中、厳しい環境で働いています。ただ、大変だけどスタッフもいい人ばかりで毎日園児の顔を見るとそんな疲れが吹っ飛ぶようなきがして。
がんばれちゃうっていうか・・・
ま、必死です。
出勤から延長保育が終わって結構忙しい。
そう・・・
終わるとかなりの疲労感。
ふぅー今日もやりきったー!
床に座って作業してたがやっと終わって背伸びする。
すると
『おつかれさまでした!沢城さん』
突然後ろから話しかけられる
「あっ!おつかれ、佐藤くん」
伸びをした体制から後輩の佐藤に声をかけられ少し恥ずかしい寧々。
『今日すごい疲れてますね。いつも以上にまして』
とからかう。
「私も好きでこんな顔してないから!もう!」
『顔じゃないってば先輩。全体から、お疲れさんオーラがでてますって。そんなんじゃ、男近寄りませんよ。』
と更にからかう後輩
「ちょっと、後輩が先輩にいうことば?最低!
私だってね、作ろうとすれば
彼氏なんてすぐに作れるんだから!」
『ふふ。そーですね。ただ沢城さんってね、もっと自分たいせつにしたらいいのになって思いますよ。
ま、先輩すごい武器あるし!
かわいいんだから、笑顔笑顔!
それじゃ、おつかれーっす』
リュックを背負い急ぎ足で帰る佐藤。
「もー!おつかれ!」
はぁ
大きくつくため息
こんな忙しい環境にいちゃ作れないよ彼氏なんて
って環境のせいにして、今の今。
佐藤くんの言っていることには
むかつくけど正論すぎて。
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