SadoのSM小説 調教師集団 その二 気丈な女が堕ちる

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 大正時代田面沢駅は武州町で今の武州駅は無かった。国鉄武州電気軌道が走って駅が追加された。  田面沢駅は武州町の一つ先で終点駅であった。武州町、武州寄居間の開通で武州町、田面沢駅間が廃線となった。  そして武州町が武州市となったが最近田面沢駅と改名された。  更につい数年前の世界同時不況のあと古い歴史の町の様相が一変した。  武州駅の西口に出ると都市モノレールが空中を走っている。二つの私鉄の駅を挟んで二つの新都心を結んでいる。  このモノレールの開業で人の流れが一気に変わった。新都心以外歴史の町を除いて一気に過疎に成った。  以前は武州駅ともう一つの私鉄西東京鉄道の終点元本宿を結ぶサンモールというアーケードが栄えていた。  だが各々の駅前を除いて一挙にゴーストタウンとなった。  計画的に二つのニュータウンは作られた。  都市計画などではない。これらの大元の資本は無修正AVから成り立っている。無修正AVの本社はシカゴにある。  伊佐沼タウンは家族の町である。一方本宿スカイシティは独身者と娯楽と企業の街として造られた。  意図的に本宿スカイシティからは家族、子供、主婦を排除した。
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