SadoのSM小説 調教師集団 その二 気丈な女が堕ちる

5/87
前へ
/87ページ
次へ
 標的として依頼を受けるのは女性だけである。  風俗関係者や本当に弱い女性は対象にしない。法律的女性有利を利用して男性、企業を抑圧するインテリ女性だけである。  調教師集団の団員は保木間の他十一名。弁護士、外科医、精神科医、印刷屋、警察官、組関係者もいる。  武州駅の西口からモノレールの西駅を出て終点の本宿に着く。二棟の高層建築の麓に建つ二つの建物。其処に建物の中の歓楽街がある。  二つの高層マンションは三階までがショッピングモールである。その上はオフィス階と独身寮。二十階以上が分譲と賃貸の高給マンションとなる。  分譲でも住んでいるのは下層階の企業オーナーか風俗関係者である。  ショッピングモールは元本宿駅を発車した私鉄西東京鉄道の一つ目の駅南武州まで繋がっている。途中から右に折れるとラブホテル街である。  モノレールの本宿駅に隣接して五階建ての雑居ビルが三棟ある。一階はスーパー青木食品店、百円ショップ大王、地下大駐車場の入り口である。  四階には健康センター並のスーパー銭湯、スナック、クラブ、居酒屋、屋台村、簡易宿泊設備がある。
/87ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25人が本棚に入れています
本棚に追加