SadoのSM小説 調教師集団 その三 不幸な女がまだ堕ちる

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調教師集団 その三  不幸な女がまだ堕ちる  この物語はフィクションであり、実在の人物機関とはなんら係わりがありません。  二○十三年冬至下元  (これは平気法による二十四節気です)  宴会の需要が激減した昨今である。  東京をしばらく離れた高層ニュータウンの中。温泉ではないが露天風呂付き宴会場を売りにしている。  此処にはハードコンパニオンという存在がある。  ハードコンパニオンは宴会で全身奉仕して被虐役をやる。  宴会場一つずつに専用に車で入る入口がある。専用のエレベーターで上がって来る。  二人の女が宴会場の中央に両手を後ろ手に胸部を繩で固め高手小手に縛られ向き合っている。  背中に竹竿を一本通され竹竿は天井から縄で吊られている。  畳に尻を着いて股を開かされ女の部分を曝け出された姿である。  女は二人とも二十五から三十手前の美人である。スタイルも良い。  宴席の客の一人が女の部分のビラビラを指で広げて女を観賞する。指を突っ込んで中の感触を確認する。  女はふてぶてしい顔でそっぽを向いて堪える。  もう一人は眉間に皺を作って目をきつく閉じて堪えている。
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