SadoのSM小説 調教師集団 その三 不幸な女がまだ堕ちる

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 TCC社長の押さえを振り切って躰を揺らし藻掻き痛みに苦しむ。  「がはあーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーー」  気丈な女が心底辛い痛みに搾り出す極限を超えた悲鳴。究極の部分に滲む血で宴会場は加虐心の坩堝と成る。  紳士達の悦びが無言のざわめきと成って宴会場の空気を包んでいる。  そして吉妹美智の目には無言の涙が溢れ出ている。  緊縛師が吉妹美智の吊るしを戻そうとする。それを次の順番の紳士が制して脚を広げて縛り直してもらう。  まず鞭の軌道を避けていた桐ケ谷美鈴を元通りしゃがませる。こっちも女の部分を広げて観賞する。  女の入口に指を入れる。その中の感触を一通り愉しむ。  その間に緊縛師は吉妹美智の脚首に竹竿を渡して縛り直す。もう一度天井から吊るす。  吉妹美智の脚は天井から吊るした竹竿からV字を描いている。その膝のくねりが吉妹美智の脚の美しさを実感させる。  その艶めいた美しさが男性諸氏の加虐心をいっそう滾らせる。  TCC社長が立って吉妹美智に近付く。逆さ吊りのまま上に向いた女の部分を確認する。  血の滲みを観賞して縦筋を広げる。年齢の割に使ってない事がよく解る。
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