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プロローグ
古代より大切にされ、保管されてきた「神の涙」と呼ばれる誕生石。
基本的に1月はガーネット、2月はアメジスト、3月はアクアマリン、4月はダイアモンド、5月はエメラルド、6月はムーンストーン、7月はルビー、8月はペリペット、9月はサファイア、10月はトルマリン、11月はブルートパーズそして最後、12月はタンザナイト、である。
それぞれに、特性があり石によっての能力・効果は違う。
神の涙と呼ぶものいれば、悪魔の血なんて揶揄する者もいた。
結局、使い方ひとつであることは、言うまでもない。
そして今、海底よりも深き場所で、神々の涙を手に取る男がいる。
彼は、眩いばかりの光を我が物顔で見る。
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