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プレゼント
あらすじ。
惹音きゅんに求婚された。
どういうことかって?
前の話を見た君ならわかるだろう。
私は惹音きゅんから愛の球根を投げられたんだ。
わかるかい?
求婚されたんだ。
「というわけでこれを受け取ってくれ」
「いや意味わからん」
私の言葉を冷凍庫のように冷え切った言葉で一掃した惹音きゅん。
今日も可愛いぞ☆
「プレゼントだ、受けっとてくれ。求婚してくれた仲じゃないか」
「は? 求婚?」
惹音きゅんの顔が「意味わからん何ゆーとんねん」とでも言いたげな可愛い表情になる。
ウーム、本当に可愛いな。
私はわかりやすいようにゆっくり言葉を繋げた。
「ほら、求婚しあった仲じゃないか」
おお、言葉にするとちょっと恥ずかしいぞ。
少し私の顔が熱い気もする。
だが悪くない。
筋トレ100セットした時の筋肉よりも心地よい熱さだ。
「……は? 求婚?」
「ああそうだ。ほら、球根を投げてくれた=求婚とゆーことだろう?」
そう何度も言わせないでくれ、恥ずかしいではないか。
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