SadoのSM小説 調教師集団 その四 堅実な現代女性が堕ちる

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調教師集団 その四 堅実な現代女性が堕ちる                         鬼蔵(Sado)  この物語はフィクションであり、実在の人物機関とはなんら係わりがありません。  二千十三年立秋上元  (これは平気法による二十四節気です)  地球温暖化による狂った暑さ、ゲリラ豪雨それでも水不足。日本列島は災害だらけである。  民事党再登板。内閣安田総理のアベノミクスの鍍金も参院選大勝ながら暑さで剥げ始めている。  恩恵を受ける者がバブル経済の効果に比べて何分の一にも満たない。  役人、大手企業の社員は恩恵が有るが最下層には恩恵がない。最下層まで潤って購買力がアップしない限り完全な景気回復とは行かない。  だが本宿スカイシティだけは活気に沸いている。  本宿スカイシティ関連企業の共通就業面接会が行われていた。  保木間貴明。この街の実質オーナーである。表向きはR国にある本社から管理を委託されたコンサルタントを名乗っている。  R国には関連企業の本社、グループ工場が展開している。その総てが保木間の支配下にある。
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