SadoのSM小説 調教師集団 その四 堅実な現代女性が堕ちる

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 「いい。まず一つ目は風俗で働く。託児所も完備で寮もグレードアップします。収入も一番軽いもので月五十万は行けます」  「でも。・・・私には」  「では一つ目はとりあえず。私の会社から派遣で協力工場の仕事があります。私の会社から派遣なので寮は使えて託児所はその会社が無認可を持っています」  「えー。無認可だと」  絶望に沈む思いで不安を漏らしてしまう。  「まあ最後まで聞いて」  「時給は千四百円。託児所は時間五百円。でも寮費は無料よ」  ならば九百円は手取りに成ると思った。  「でも。もう一つ。派遣となると三か月契約で社会保険厚生年金が必要になります」  時給千四百円では税金を含めて三万弱が引かれる。残りが九万くらいになる。家賃がないので生活は何とかなる。  できれば工場ではなく。デスクワーク系の仕事に就きたかった。  「契約は三か月です。その後は個人事業となります。もう少し手取りはよくなるわ」  「それは社会保険、厚生年金が無くなるのでその分収入が残るのでしょうか」
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