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大稀は10歳となっていた。 皆から、たくさんの愛情を注がれていた。 この日は関谷と結羽菜と翼一家が来ていて、真と実の子どもの五人で遊んでいた。 一番年下なため皆のアイドルとなっていて、たくさん可愛がられていた。 顔立ちも法子に似てきて、女の子とよく間違えられていた。 マセた子どもにならないよう、育ててきた。 美波が「ん〜もう!だいちゃん、可愛い♡」と言い、大稀を抱きしめると「恥ずかしいよ〜」と言い、大稀は喜んだ顔をした。 信治が「ちょっと!美波?熟女好きになったら、アンタ責任取りなさいよ?」と笑いながら言うと「パパ、オカマになってるよ?」と言い、法子が笑いながら注意をすると皆で大笑いをした。 関谷が「いやぁ〜いいねぇ♪」と言い、優しく微笑みながら写真を撮影をしていた。 遅れて京一もやって来て、離婚を考えていると相談をされ、実は今好きな人もいるという話をすると「もしかして、静香ねぃちゃ?」と言い、法子はニコニコと微笑むと「えぇ?!何でわかったンや?」と言いながら、京一が驚いた顔をした。 すると「にぃちゃ、静香ねいちゃも好きだよ♡」と法子がニッコリ微笑んだ。 その顔を見て、翼が「愛があれば、乗り越えていけるよ。何が何でも、その女を手に入れろよ?」と言い、ニカッと笑った。 京一は照れ笑いをしながら「おおきに♪その女を護るわ」と言うと、はにかんだ。 信治が「幸せになれよ?」と言うと「もちろん♪しんちゃんちに、負けへんで?」と言うと、ニカッと笑った。 *終わり*
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