自信なんてないない

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自信なんてないない

 仕事でも趣味でも、よく他の方から「できるよね」みたいなこと言われます。  そう言っていただけることはありがたいことです。  基本私はおバカなので字面をそのまま受け取ります。そう言ってもらえる私すごい!とすぐに天狗になります。  でも実際はなんの結果も出せない私は、なにもすごくありません。  仕事は、現在の会社には派遣社員として入り、当時から周囲の正社員の方から「正社員になればいいのに」と言われてきましたが、会社の制度上長く派遣社員でいました。派遣法の改正によってやっと直接雇用になりましたが、パートの延長のような契約社員でお給料も微々たるもの。そこから一度は試験に受かって現在嘱託社員ですが、年齢に見合ったお給料には遠く及びません。  それでも担当機種まかされてなんかいろいろしてます。  超氷河期世代としては、仕事できているだけいいのかもしれませんが、仕事は嫌いでなくてもしんどいなあと感じてます。  趣味に関しては、小説にしろ絵にしろ義務教育の頃からやってるので、年季だけは十分です。  文章はもしかしたら書けているのかもしれない。  でも、どれだけ年季を重ねても、それがそのまま魅力ある作品を生み出せることにはつながらない。  皆様私以上の努力をし、作品を生み出していらっしゃるのだろうけれど、周囲の方が次々に特集に紹介されたり、ランキング上位に長く位置してらっしゃるのをみると、なんとも苦しい気持ちになるのも本音です。  自分の頭の中にある世界をつらつらと書いていっているだけなので、果たして楽しい人っているのかな?とも思いながら、これ以外の書き方ができない。  いろいろ諦めたらいいのに、浅ましい気持ちってなかなか落ち着かないものです。  絵に関しては、これは正直量を描かないと上手くならないので、量を描く時間がとれないことから開き直っています。下手なりに描きたいときに描きたいように描くかな、です。  ここのところらくがきしかしてなかったのですが、上記のような気持ちで小説をどうこうする気持ちになれず、今日は絵を頑張ってペン入れしてました。 56cce8d8-c052-4858-8223-22e89bcdbd0a  植物苦手ですが、これも頑張ってみるかとサネユキの花である白百合です。  彩色は後日していこうと思っています。  無心でできる作業は、気は晴れないけれど紛らすことはできます。  そうやっているうちに、連載作品の続きに手を付ける元気がでたらいいのですが。
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