猫の記念日 イズミ様お別れ編

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猫の記念日 イズミ様お別れ編

 本日は我が家の猫第三弾です。  Twitter繋がりの方はすでにご存知かもしれません。2021年1月28日22時50分頃に、我が家の最長老猫イズミが息を引き取りました。  実家の側で拾った子なので正確な誕生日は解りません。2004年5月22日に生後一ヶ月くらいのを拾っているので同年4月の生まれだと思われます。ということは享年16歳と9ヶ月か。そのうち最後の3年は重度の糖尿病を患っていたので頑張ってくれたと思います。  彼女の名前の由来は、「鋼の錬金術師」のイズミ師匠から。  その名にふさわしく、女傑としてずっと我が家の猫を統括してきてくれました。うちの子がいい子なのは、彼女の鉄拳制裁のおかげもあると思われます。  いやほんと。  拾った日のちびイズミ。 36c2d25d-d764-46b0-9e1c-5dd35b5f3626  うちにきて三ヶ月。猫らしくなっている。 e8bf387f-e3d1-4693-889d-6331b6bab298  鼻筋の通った美人黒猫さんでした。 767b5197-283f-4bc1-b69d-ca883fd21f5d  妹分のひなたと一緒に、にたような恰好で。 daa83a91-9874-4d8b-a707-935e5873827c  妹、弟に慕われ、けっこうくっつかれていました。  こちらはイズミ、ひなた、なゆたの女子3匹。 d2cb2aa5-e175-4e70-9f8b-58bca364ec9a  窓の外を睥睨中。 9e9d5370-a689-43fe-aa15-4b04528ec101  お気に入りの寝床にて。 b86430f7-ac50-421b-a86d-fa7f64792dea  最初に糖尿病を患っていたことを書きましたが、これについての治療は特にしていませんでした。正直私の稼ぎでは毎日のインスリン注射の費用を捻出するのが難しかったからです。また彼女が安心して過ごせる自宅で、注射という苦痛を与えるもの嫌だったことも理由です。そのために食事だけ気を使って、あとは好きにさせていました。  血糖値500を叩き出して糖尿病が発覚したのですが、それでもまる三年生きてくれたので、彼女の飼い主としてこの選択に後悔はありません。  昨年夏ごろからは、老猫らしく自分の毛づくろいもおろそかになってきていました。その頃から私も覚悟は決めていました。  2021年年が明け。  特に変わりなく、と思っていたのですがラウールが風邪をひきました。  この風邪に我が家の猫全員が感染し、結局イズミもこの風邪が原因で衰弱したのだと思います。  イズミ以外の子は病院に連れて行って薬を処方してもらい、現在も投薬中です。  イズミについては、他の子のような風邪の諸症状が出ていなかったこともありますが、すでに高齢で既往症もあることから連れていきませんでした。  このあたり、動物を飼うことの覚悟となるかもしれません。  私にお金の余裕があれば、時間の余裕があれば、彼女はまだ生きていたかもしれません。  でも私は、彼女が自力で食事をすることができなくなった時、延命を選択しませんでした。食べられるのなら、好き嫌いがあった彼女が好きなご飯をできるだけ用意していたのですけれどね。  結局、食事ができなくなってイズミはすぐに弱っていきました。  最後の日は動くこともできず、ただじっとお気に入りの寝床で寝ているだけになりました。  そして夜、眠るように旅立って行きました。  向こうには病気のため先に逝ったイズミの妹分リザがいます。  向こうで再会できていたらいいなと思います。  お墓は9年前にリザを埋葬した、実家の庭の南向きの斜面に作りました。  リザの埋葬場所を掘ったのですが、リザの亡骸はすでに周囲の木々となっていました。  土を掘ってイズミを安置し、そして土をかぶせていきました。  石はリザの時に用意したものを、再度置き直しました。  イズミのお墓のために掘った場所には、何本もの実生のマンリョウの木があったので、これをお墓の周囲に植樹しました。いずれこの季節に赤い実をつけてくれたら嬉しいですね。 80552763-8f7d-4a4f-b11d-13e3d7b63e15  生き物を飼うといろんな責任が生まれます。  可愛い、だけでは済まないことも多くあります。  それでも、自分でできる範囲ではあるけれど、残りの子たちも生をまっとうできるよう、頑張っていかないとなと思う次第です。
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