プロローグ:こまけぇ事は気にするな

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「いや惹かれてないからな!?!?」   「なんで心読めたの?????」   クソくだらねぇなぁとか思いながら小鹿状態のおにーさん(苦笑)を助けるかぁ。 だから僕は   「君の理想を否定するっ!!!」   「ちょっwフレイクゥンwwぐぼはぁっっっ!!!!!!!」   ラリアットで向こう側まで吹き飛ばしました。 火事場の馬鹿力あるいはギャグ補正ってすげぇわ。    セリフに深い意味はありません。ええ。ff14の暗黒騎士は良いぞ。フレイ君をすこれ。 あーまあ、その代償として私が引かれる羽目になったわこれ ……足が動かないとかじゃなくて間に合わん。   心残りは多分無い。イケメンくんとも幼なじみでもなければ何でもない一般オタクだ。 ちょっとゲームとかアニメとか漫画とか車とかが好きなタイプの。   ただ、フツメン庇って死ぬのはなんだかとても、解せない。   あーあ、〇ろろの続き……見たかったなぁ……。   口端が吊り上がっている気がする。こんな時にニヤけてんのか、私は。   「おい、そこの眼鏡、罪悪感なんて持たないで下さいね」   眼鏡のフツメンへ捨て台詞を呟いた。そして、そいつは確かに返した。   「あたりめーでおじゃるww異世界転生フラグおめでとうぅ(´>ω<`)」   はい?   最後に見たのは瓶底メガネを外した男─── クソイケメンな黒髪青年がゲラゲラ笑ってる姿だった。
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